熊本県立天草拓心高等学校マリン校舎の校章熊本県立天草拓心高等学校
マリン校舎

熊本県天草郡苓北町富岡3757番地

エントリー製品紹介

缶詰きびなご味付缶詰

きびなご味付缶詰の写真

キビナゴは天草牛深の特産品です。旬の6月には身が肥えて脂がのったおいしいキビナゴが大量に漁獲されますが、魚価の下落が長年漁業者の課題ともなっていました。そこで、、3年前に6次産業化の取組として、天草漁協青壮年部と協力して開発した製品です。早朝水揚げされたキビナゴを、海洋科学科栽培・食品コースの生徒が地元産の醤油や生姜などで味付けし、丸ごと食べられるよう加工しています。カルシウムが豊富で、子どもや高齢者の方に特におすすめしています。

メッセージ

熊本県南西部の天草諸島は「天草五橋」と呼ばれる橋で島どうしがつながってはいるものの、缶詰等を加工する工場はありません。既存のお菓子等のお土産品は全て島外で製造されたものばかりでした。地域が「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として、ユネスコ世界文化遺産に認定されたことをきっかけに、観光地としても、保存性のある土産品を地元で!という気運が高まり、急ピッチで開発したものです。今後も地域の特産品として根付くことを期待しています。

販売について

価格
400円(税込)
販売店名称
道の駅 天草市イルカセンター「二江市場」
(その他、漁協直売所きんつ市場、うしぶか海彩館など ※在庫無くなりしだい終了)
所在地
熊本県天草市五和町二江4689-20
電話番号
0969-33-16000969-33-1600

学校紹介

熊本県立天草拓心高等学校マリン校舎の写真

天草拓心高校は、熊本の中心部から120km離れた天草郡苓北町にあります。地域では過疎化が進み、少子・高齢化が深刻な問題となっています。平成27年4月に天草地区の総合高校3校が再編統合され、マリン校舎2学科、本渡校舎5学科 計7学科をもつ天草拓心高校となりました。校訓「夢は空より高く、心は海より広く、道を拓かん」と熊本の心「助けあい、励ましあい、志高く」を基本理念とし、心豊かな人間性と活力にあふれた生徒一人一人の個性を十分に発揮させ、これからの未来を創造する魅力あふれる人材の育成と活気あふれた学校づくりを全力で目指すこととしています。「人間力を高め、更なる挑戦!〜夢の実現、未来を拓く〜」を教育スローガンに、地域に根ざした学校として、生徒・保護者・職員とともに団結し頑張っています。

進路情報 <進学>
四年制大学(長崎大学・東海大学等)、海上技術短期大学校、東洋食品工業短期大学、各種専門学校 ほか
<就職>
海運会社、養殖会社、漁業、食品会社、ホテル、公務員(水産試験場) ほか

取り組み

環境及び食料問題解決への取り組み
「微細藻類をアワビ養殖に活用する基礎研究」

天草市でバイオ燃料の実用化実験を行っている株式会社デンソーと、2017年から地域産業の振興および人材の育成、微細藻類の新たな可能性を探求することを目的とする共同研究が始まりました。微細藻類を題材にしたカリキュラムを全学科に組み込み研究することで、藻の事業化を図るものです。農業・食品分野では、ブタの飼料や土壌の肥料、加工食品の開発を進め、水産分野では、微細藻類をアワビの飼料に混ぜることにより、アワビの成長や生残率を改善していきます。微細藻類の活用の可能性を幅広く探る活動を通じ、行政の支援・協力を得て、地域産業の復興につながる活気あるまちづくりに貢献し、新事業や雇用の場の創出に向けた大きな一歩となるものと期待されています。

天草拓心高等学校の取組み アワビ養殖の研究風景の写真
アワビ養殖の研究風景
天草拓心高等学校の取組み 研究中の飼料の写真
研究中の飼料

漁獲

海洋航海コースでは、船舶運航技術(大型船の操縦方法、海上交通法規、海技士資格取得)、漁業技術(魚介類の漁獲方法など)、マリンスポーツ(釣り実習・スキンダイビング・ウインドサーフィンなど)に関する内容について学習します。特に実習船「熊本丸」による航海実習や東シナ海の水産資源の調査は、海・船・魚に関する知識・技術を高める素晴らしい体験ができます。また、身心共にたくましくなった多くの卒業生は、水産業や海洋関連産業の仕事に就いて活躍しています。

天草拓心高等学校の取組み 実習船 熊本丸の写真
実習船 熊本丸
天草拓心高等学校の取組み 出港式の写真
出港式
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